【福岡郷土料理】ご飯の色が茶色な「うなぎのせいろ蒸し」
※現在は埼玉に住んでいるもぐもぐですが、今年(2013年)のお盆期間中に故郷福岡に帰省した際のお話です。
皆さんはうなぎといえば、鰻の蒲焼、うな重、うな丼など、うなぎが蒲焼きになった状態のうなぎ料理を想像しますか?
実は、前に浦和のうなぎのイベントがあった後、ガンさんやチョロコさんとお話している時
ガンさん「うなぎはやっぱり脂が乗ってて、甘辛の濃いタレがご飯とうなぎにしみてるのが美味しいよね!」
チョロコさん「うんうん!そうですよね〜(ノ´∀`*)」
もぐもぐ「蒲焼きもいいけど、やっぱりせいろ蒸しも捨てがたいですよね(人´∀`).☆.。.:*・゚」
ガン&チョロコ「せ・・・せいろ蒸し?なにそれ??」
ということがありました。
もぐもぐの中では鰻の蒲焼以外に、「うなぎのせいろ蒸し」があるのが普通だと・・思っていました。
しかし、よくよく調べてみると・・・
うなぎのせいろ蒸しって、福岡県の柳川市の郷土料理だったΣ(゚∀゚ノ)ノ
うなぎのせいろ蒸しというのは、
タレを絡めて味付けしたご飯の上に、蒲焼きにしたうなぎ、錦糸玉子を乗せせいろで蒸したもので、最後まであつあつのまま食べられるように、また、うなぎの旨味を蒸すことによりご飯に染み込ませるために「せいろ蒸し」が生まれたとも言われているそうです。
ガンさんもチョロコさんも「うなぎのせいろ蒸し」を食べたことがないので、もぐもぐが頑張って説明したものの、なかなかイメージがわかないようでした。
そのため!
お盆期間に福岡に帰省しているのだから!!
せいろ蒸しの本場「福岡県柳川市」まで行くことはできませんでしたが、近場のうなぎ店でせいろ蒸しが食べられるので、もぐ夫婦ともぐ母の3人で行ってきました!
お邪魔した北ノ屋さんの店の前には「うなぎのぼり」がありました(笑)
入店して、お座敷に座ると旦那さんは興味津々のようでメニューをかじりつくように見ていました。
↓こちらはうなぎ店のメニュー(画像をクリックすると拡大します)
やっぱりうなぎは高級ですね・・・。
でも、旦那さんのお財布からお会計なので、もぐもぐは気にせず食べます( ・`ω・´)
もぐもぐこの日もお腹が空いていたので、うなぎのせいろ蒸しとは別にうな重も頼んじゃいました(*´σー`)エヘヘ♪
旦那さんが泣くから食い過ぎるな?そんなの(゚⊿゚)シラネ
うなぎのせいろ蒸し、うな重が来るまで結構時間がかかるのですが、そんな時間を最大限に有効活用すべく
旦那さんはもぐ母に、普段のもぐもぐの行動を愚痴っていた。
旦那さん「おかあさん聞いて下さい!もぐもぐの食い意地が張りすぎて、僕のおかずが段々少なくなっていくんです・・・。納豆もなかなか食卓に出てきません。」
もぐ母「それは大変ですねぇ。(棒読み)」
旦那さん「最近はクックパッドで変なレシピを見つけてきて、僕を実験台にすることもあるんです!カレーはどんな付け合せでも美味しいのか!という実験では、ゆず胡椒をカレーに入れられてエライ目にあったんです!」
もぐ母「それは大変ですねぇ。何事も諦めが大事ですよ。(棒読み)」
旦那さん「ほかにもまだあるんです!この前は・・・」
旦那さんは目に涙を浮かべながら、お酒の勢いを借りるべくビール片手に、つまみに頼んだ「(うなぎの)骨せんべい」をカリカリと音をさせつつ食べながら、もぐ母に必死に訴えているものの・・・
もぐ母は適当に相槌をうって、話を聞いていない様子。
↓旦那さんがツマミにした、骨せんべい。程よい塩気でカリカリとして美味しいです♪
旦那さんの愚痴が終わらなかったが、うなぎのせいろ蒸しとうな重が来たので、愚痴タイム終了!
これがうなぎのせいろ蒸しだぁぁ!
全体のご飯の色がタレの色をしています。
ご飯だけ食べてみると、タレの強い味はしませんが、どことなくタレの味が感じられる、優しい味付けご飯のような感じです。
うなぎはというと・・・
蒸されているとはいえ、最初に蒲焼きにされているので、表面には焦げ目があります。
食べてみると、うなぎは柔らかいのですが身が崩れることはありません。
ふっくらとしていて、うな重ほど脂っこさはなく、さっぱりとした口当たりです。
脂っこいものが苦手なもぐもぐは、うな重よりもせいろ蒸しの方をよく好んで食べていました。
やっぱりせいろ蒸し、うまぁぁぁい♪
初めて食べた旦那さんに感想を聞くと・・・
旦那さん「ふっくら柔らかで、ご飯にタレがよく絡んでて美味い!うな重に比べると蒸している分、ジューシーな感じは薄まるけど、斬新なグルメだよ!!」
と目をキラキラさせながらガツガツ食べていました。
↓せいろ蒸しを食べ終わると、旦那さんは「ちゃんとせいろになってた!」と、重箱からせいろを外したりしながら興奮していました(笑)
うな重はというと・・・
うな重は2人で仲良く半分にしなさい!
ともぐ母が鬼のような鋭い目つきと無言のオーラでもぐもぐを説得したため、素直にしたがって旦那さんと半分こ。
白いご飯にこんがりと焼きあがったうなぎ、見るからに美味そうなタレが食欲をそそりますね!
食欲に素直にしたがってパクっと1口。
このうな重もめっちゃうめぇぇぇ!!!
せいろ蒸しに比べると、もちろん脂のジューシーさはありますが、皮がカリカリッとして、身がふっくら柔らかい!
焦げたところを食べても苦味はなく、タレの旨さが感じられます。
タレは甘辛で、うなぎがなくてもタレだけでご飯がすすみそうな旨さです(*´艸`*)
旦那さんはというと・・・
旦那さん「揚げたかのようなサクッと感があるのに、中の身はふわっと柔らかい!こんな食感のうなぎの蒲焼きは初めて食べる!」
と目を大きくさせながら、大感動していました。
うなぎのせいろ蒸しにもうな重にも、うざくと肝吸いがついていました!
↓うざくはさっぱりとした味で、口の中をキレイにリセットしてくれます。
↓肝吸いは、柔らかい食感でお吸い物の味も優しくて美味しいんです!
福岡県の柳川市の名物料理「うなぎのせいろ蒸し」。
鰻はうな重しか食べたことがない!という人は、是非食べてもらいたいです(*´ω`*)♪
埼玉B級グルメ本舗なのに、もぐもぐの帰省の際に生まれた福岡ネタが結構あって、現在福岡B級グルメ本舗状態になっていることに、ちょっと罪悪感が・・・でもキニシナーイ!
久しぶりにうなぎのせいろ蒸しが食べられてとっても嬉しかった もぐもぐ
↓まだまだ知られていない全国各地のご当地グルメがお取寄せできちゃいます♪
↓ブログランキング参加してます。
ぽちっと押すと、水不足解消に向けてもぐもぐが「ちょっと恥ずかしい雨乞いのダンス(キレのある動きで、変なステップを踏む怪しいダンス)」を踊ります。

にほんブログ村

B級グルメ ブログランキングへ
今回お邪魔したのはコチラ!
うなぎ 北ノ屋
住 所:福岡県糸島市波多江(はたえ)631
電 話:092-329-8088
営業時間:11:00〜20:30(L.O.20:00)
定休日:火曜日
駐車場:有
- うなぎ 北ノ屋
関連記事
- 【福岡郷土料理】ご飯の色が茶色な「うなぎのせいろ蒸し」
- 【土用じゃなくても人気!】蓮田市魚庄で美味い うな重♪
コメント
-
へぇ~珍しいですね
うなぎを混ぜご飯というか、炊き込みご飯に近くなるのですね~
これはなかなかおいしそう~
骨煎餅もいけそうですね~♪
-
Re: へぇ~珍しいですね
>>1
ざわわ様、コメントありがとうございます(* ̄(エ) ̄*)
「うなぎのせいろ蒸し」を初めて食べた旦那さんは、「こんな風になってるんだ〜!」と童心に帰ったかのような顔をしていました。
せいろ蒸しは「鰻の蒲焼きをそのまま乗っけた炊き込みご飯」というのが、一番しっくりくるイメージだと思います!
せいろ蒸しなので、ジューシーな脂は消えてしまいますが、そのかわり、御飯全体に鰻の味が染みて、さっぱりとして美味しいです♪
骨せんべいは、ポリポリと軽快だけど歯ごたえがしっかりしているので、手が止まりませんでした(*´ω`*)
関東でも食べられる飲食店は少ないようですがあるようなので、機会があれば是非食べてみて下さいね(・∀・)